承認プロセスで金額基準を設ける
はじめに
購入稟議ワークフローなどで、職務権限規定で定める一定金額までは所属部門の責任者で決裁することがあると思いますが、ツバイソPSAではどのように設定すれば良いでしょうか。
ツバイソPSAでは、標準の承認プロセスとして、承認モード(案件承認モード、部門承認モード)が用意されています。
案件で責任者が設定されていれば、自動的に案件承認モードとなり、されていなければ部門承認モードとなります。
案件承認モードでは各案件の最上位の責任者が決裁権者、部門承認モードでは最上位部門の責任者が決裁権者となります。
従って、所属部門の責任者を最終承認とする場合は、承認モードが部門承認モードのとき、かつ一定金額以上になったときに、次のステップに進む設定をすると実現できます。
設定方法
下図のように、金額が5万円以下であれば承認者1で最終承認、5万円を超えると上位部門責任者である承認者2で最終承認になるケースを例とします。
この場合は、設定>承認プロセスから対象のオブジェクト、承認プロセスを選択し、STEP2の承認ステップのステップ条件を次のように設定します。
上記の設定をするだけで、金額基準に応じた承認プロセスを実現することができます。
売上プロセス(見積、受注、納品、請求等)や調達プロセス(調達依頼、見積依頼、発注、検収、支払等)、制作プロセス、経費精算プロセスなど、あらゆる業務プロセスで同様に設定することが可能です。
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