【PSA】受注:契約期間の途中で解約となった場合の運用方法
概要
契約期間の途中で解約となった場合の運用方法です。
使用方法
契約期間1年(2022/11/1~2023/10/31)の受注が、契約開始1ヶ月(2022/11/30)で解約となり、11ヶ月分の受注額を取り消す場合を例に2つの運用方法ご紹介します。
運用方法1:マイナスの受注レコードを作成し、受注額を取り消す方法
- 原契約となる受注レコードのフェーズ「案件業務中」>「ステップ」>「契約変更・メンテ」タブを開き、「契約手続き種別」で「解約」を選択します。
「受注明細の数量を原始契約の数量で作成する」を選択し、「次へ」ボタンを押します。
- 「契約開始日」と「契約終了日」に受注額を取り消す期間(2022/12/1~2023/10/31)を設定し、「受注を作成」ボタンを押します。
- 「作成したレコードに移動する」の状態で「次へ」ボタンを押し、作成したレコードを開きます。
原契約を取り消すマイナスの受注レコードが作成されます。
- 「明細」タブから受注明細レコードをクリックし、受注明細の編集フォームを開きます。
受注額を取り消す期間(2022/12/1~2023/10/31)を設定し、「保存」ボタンを押します。
・「期間」:11
・「期間収益計上開始日」:2022/12/1
・「期間収益計上終了日」:2022/10/31
- フェーズ「案件業務中」>「ステップ」>「期間収益」タブから「(受注)期間収益を作成」を実行すると、11ヶ月のマイナスの期間収益レコードが作成されます。
※レコードの作成に数分時間がかかる場合があります。
- 関連する案件レコードから受注レコードを確認すると、解約後の受注額がマイナスされている事が確認できます。
運用方法2:原契約の受注レコードを編集して受注額を取り消す方法
- 原契約となる受注レコードを編集する為、承認ステータスが「承認済」の場合は、承認を「却下」します。
「契約準備中」フェーズに移動し、「契約終了日」に「2022/11/30」を変更した上で、「保存」ボタンを押します。
- 「明細」タブから受注明細レコードをクリックし、受注明細の編集フォームを開きます。
「期間」を「1」ヶ月に変更し、「保存」ボタンを押します。
- 受注レコードの「受注金額(税抜)」が、契約期間である1ヶ月間の金額に変わります。
- 原契約の受注レコードから作成された11ヶ月分の期間収益レコードを無効化します。
1ヶ月分の期間収益のみが有効なレコードとして残ります。
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